大学生の頃、漫画研究会の会長に教えてもらったような記憶があります。
初めてよんだときは、え、こんなほのぼのお笑い系ファンタジーってあり?でした。
もちろん単に笑いだけではなく、神官さんの左遷?の謎とか、出生にまつわる謎、この物語世界にもかかわるかもしれない謎、なんて深刻なお話が一本軸として通ってるから、「ファンタジー」なんでしょうけれど。
なんといっても「隊長さん」のキャラクターが絶妙で大好きです。古くはルパン三世、最近ではトキメキ成均館スキャンダルのク・ヨンハさまみたいな、一見チャラ男だけど実は、、、てなキャラ、大好きなもので。
ほかの紫堂先生の本もかなり読んでますが、この作品のインパクトが強すぎたのか、これを越える作品はないと思ってます。
これがデビュー作、というのも信じられません。
大学時代の思い出込みで、星5つ。
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決定版 辺境警備 第1巻 月夜の銀青草 (あすかコミックスDX) コミック – 1997/4/28
紫堂 恭子
(著)
月夜の銀青草
- 本の長さ191ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日1997/4/28
- ISBN-104048528068
- ISBN-13978-4048528061
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA; 特別版 (1997/4/28)
- 発売日 : 1997/4/28
- 言語 : 日本語
- コミック : 191ページ
- ISBN-10 : 4048528068
- ISBN-13 : 978-4048528061
- Amazon 売れ筋ランキング: - 359,432位コミック
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2002年5月16日に日本でレビュー済み
紫堂恭子の本を読んだのはこれが始めてでした。
最近の手法(トーンを多用するアニメ的な感じ)とは違う温かみのある絵を描く方だなーと思いました。
別の著「グラン・ローヴァ物語」にも少し関連あるこの作品はお伽話を読んでいるような暖かい気持ちになります。
最近の手法(トーンを多用するアニメ的な感じ)とは違う温かみのある絵を描く方だなーと思いました。
別の著「グラン・ローヴァ物語」にも少し関連あるこの作品はお伽話を読んでいるような暖かい気持ちになります。
2008年7月9日に日本でレビュー済み
物語の舞台はルウムという王国の辺境、ルーマカール(西カール)。現実のこの世界に存在する場所ではない。つまりファンタジーものだ。
だが、このマンガのおもしろさは、異世界の奇抜な舞台設定でも、謎解きでも、呪文やら秘められた力をもつ武器を駆使した戦いでもない。
現実の世界と変わらない日常のさまざまな出来事や会話に魅力がある。
それでもやっぱりファンタジー。「現実逃避したい〜」というときに読みたくなってくる。絵柄はモロ少女マンガで、重い話もあるのだが、なぜか癒される。それに隊長さんが現実に引き戻してもくれる。
登場人物は、酒好きで美形の神官さん(ジェニアス・ローサイ)、女性問題?で都から左遷されてきた隊長さん(サウル・カダフ)、ほとんど農民の兵隊さんたち(牛飼いや鍛冶屋や靴屋もいる)、呪術師のカイルなど。
なかでもスケベなオジサンの隊長さんが、なぜかいちばんかっこよかったりする(けっしてかっこよく描かれているわけではないのだが)。
以前は小学館のプチフラワーコミックスで単行本になっていて、装丁もソフトでよかったのだが、現在はASKA COMICS DXから出ており、書き下ろしの短編が新たに追加されている。本の背が黒でちょっと絵と雰囲気が合ってないようだ。
『辺境警備ーー星が生まれた谷』は、プチフラワー時代にはなかった番外編のような1巻。そのなかに収録されている「天使のいない夜」は、隊長さんの若い頃の話だ。
だが、このマンガのおもしろさは、異世界の奇抜な舞台設定でも、謎解きでも、呪文やら秘められた力をもつ武器を駆使した戦いでもない。
現実の世界と変わらない日常のさまざまな出来事や会話に魅力がある。
それでもやっぱりファンタジー。「現実逃避したい〜」というときに読みたくなってくる。絵柄はモロ少女マンガで、重い話もあるのだが、なぜか癒される。それに隊長さんが現実に引き戻してもくれる。
登場人物は、酒好きで美形の神官さん(ジェニアス・ローサイ)、女性問題?で都から左遷されてきた隊長さん(サウル・カダフ)、ほとんど農民の兵隊さんたち(牛飼いや鍛冶屋や靴屋もいる)、呪術師のカイルなど。
なかでもスケベなオジサンの隊長さんが、なぜかいちばんかっこよかったりする(けっしてかっこよく描かれているわけではないのだが)。
以前は小学館のプチフラワーコミックスで単行本になっていて、装丁もソフトでよかったのだが、現在はASKA COMICS DXから出ており、書き下ろしの短編が新たに追加されている。本の背が黒でちょっと絵と雰囲気が合ってないようだ。
『辺境警備ーー星が生まれた谷』は、プチフラワー時代にはなかった番外編のような1巻。そのなかに収録されている「天使のいない夜」は、隊長さんの若い頃の話だ。
2004年12月9日に日本でレビュー済み
■世界観
紫堂恭子の原点となる世界観。深く、そして楽しく練り込まれた広がりと深みのある世界は、しっかりと物語
を語る上での舞台として存在感があります。紫堂恭子の他作品ともシェアされています。
ちゃんとした生活感のある、地に足のついたファンタジーだと言えるでしょう。
■キャラクター
中心となるのは海千山千昼行灯の「隊長さん」と、真っ直ぐで若く美しい「神官さん」(男性)。正論と現実、
奇麗事と処世術、そんな対立項の象徴のような二人ですが、互いへの信頼はとても深く描かれています。
背高さん、呪術の先生、その他沢山の魅力的なキャラクターもしっかり描き込まれ、物語を彩ります。
■ストーリー・テーマ
神官さんの出生に絡む話は大きなヤマとなりますが、基本的には辺境の叙事詩的なストーリーです。読み終わ
る頃には、この話を通じて描かれた辺境の村に住みたくてたまりませんでした。
水と油の性格を持ったキャラクター同士の会話は、何度読んでもじわっと胸に染みます。誠実さや斜に構える
生き方、生きる喜び、生きる辛さ、そんな誰もが持っている心の中の要素を、それぞれのキャラクターが象徴
的に抱えているからでしょうか。
いずれにせよ、心が洗われるストーリーです。浮世で疲れた心に、辺境の清冽な風が吹きますよ。
■その他
これは辺境警備全編を通じてのレビューです。
紫堂恭子の原点となる世界観。深く、そして楽しく練り込まれた広がりと深みのある世界は、しっかりと物語
を語る上での舞台として存在感があります。紫堂恭子の他作品ともシェアされています。
ちゃんとした生活感のある、地に足のついたファンタジーだと言えるでしょう。
■キャラクター
中心となるのは海千山千昼行灯の「隊長さん」と、真っ直ぐで若く美しい「神官さん」(男性)。正論と現実、
奇麗事と処世術、そんな対立項の象徴のような二人ですが、互いへの信頼はとても深く描かれています。
背高さん、呪術の先生、その他沢山の魅力的なキャラクターもしっかり描き込まれ、物語を彩ります。
■ストーリー・テーマ
神官さんの出生に絡む話は大きなヤマとなりますが、基本的には辺境の叙事詩的なストーリーです。読み終わ
る頃には、この話を通じて描かれた辺境の村に住みたくてたまりませんでした。
水と油の性格を持ったキャラクター同士の会話は、何度読んでもじわっと胸に染みます。誠実さや斜に構える
生き方、生きる喜び、生きる辛さ、そんな誰もが持っている心の中の要素を、それぞれのキャラクターが象徴
的に抱えているからでしょうか。
いずれにせよ、心が洗われるストーリーです。浮世で疲れた心に、辺境の清冽な風が吹きますよ。
■その他
これは辺境警備全編を通じてのレビューです。
2008年6月30日に日本でレビュー済み
もう書くまでもないか、とも思うが、私の読書歴の中で重要な位置を占める作品なので、やはり書くことにする。
これがデビュー作だということが、まず驚きだ。長いことご自身の中であたためておられた世界なのだろう、隅々まで神経が行き届いていて見事だ。登場人物も、すべて見た目どおりではなく、何らかの苦悩やら鬱屈を抱え、それでも軽々と生きている。
いつの間にか隊長さんの年を幾つか越えてしまったが、なかなか「軽ーく」生きるのは難しい。救いがたい我々の世の中にうんざりしたとき読み返し、気力を奮い起こす。
デビュー作を超えるものを書くのは難しいと言われるが、今のところ、この方も例外ではないようだ。今、じたばたしながら不良中年をやっているが、年をとって橋の下で暮らすようになったら、迷うことなく携えていくのは、きっとこの作品だ。
これがデビュー作だということが、まず驚きだ。長いことご自身の中であたためておられた世界なのだろう、隅々まで神経が行き届いていて見事だ。登場人物も、すべて見た目どおりではなく、何らかの苦悩やら鬱屈を抱え、それでも軽々と生きている。
いつの間にか隊長さんの年を幾つか越えてしまったが、なかなか「軽ーく」生きるのは難しい。救いがたい我々の世の中にうんざりしたとき読み返し、気力を奮い起こす。
デビュー作を超えるものを書くのは難しいと言われるが、今のところ、この方も例外ではないようだ。今、じたばたしながら不良中年をやっているが、年をとって橋の下で暮らすようになったら、迷うことなく携えていくのは、きっとこの作品だ。
2006年3月24日に日本でレビュー済み
紫堂作品の全てに共通することは 中世を思わせる世界観の素晴らしいところにあります。その世界観はハリーポッターなどのSFファンタジーに匹敵するほど きめ細かく綿密です。そして、この作品は紫堂先生の原点とも言える ほんのりほんわりとした人の温かさと、夢見る気持ちを思い出させてくれるやさしい蜂蜜やメープルシロップを思わせるような甘さがあると同時に、人の心のあやという鋭いイバラをも持ち合わせています。この作品に登場する、透き通ったイメージの神官さん、闇の中にいながら高きところを目指し努力している若き呪術士カイル、そして、一番 人というものを理解しうまくかわしながらも 常に人間観察を怠らずここぞと言うときに頼りになる隊長さん。何か懐かしい田舎を思い起こさせる辺境から進んでいくストーリーは きっと貴方の疲れた心をやわらかで暖かいものにしてくれるでしょう。癒しを求める方には最適です。きっと大切な宝物になるはずです。
2005年5月21日に日本でレビュー済み
絵柄にクセはありますが、年齢・性別を問わず読むことができる良作です。
内容は笑いあり、感動あり。。読んでいるととても穏かな気持ちにさせられます。
最後まで読み終えると、読者の心には安堵感にも似た優しい思いが残ることでしょう。
内容は笑いあり、感動あり。。読んでいるととても穏かな気持ちにさせられます。
最後まで読み終えると、読者の心には安堵感にも似た優しい思いが残ることでしょう。
2004年6月12日に日本でレビュー済み
辺境警備の任務を課された"隊長さん"と、その辺境"ルーマ・カール"の神官さんを中心にした、辺境や都に住む人々との、心温まるファンタジー物語です。笑って、泣けて、感動して、考えさせられます。とても、優しいストーリーです。
おすすめは、隊長さんとともに辺境を警備している兵隊さんたち・・・とても、可愛いんですよvv
紫堂さんの言葉は素敵で、擬声語など特に個性的で楽しいものがあります。
おすすめは、隊長さんとともに辺境を警備している兵隊さんたち・・・とても、可愛いんですよvv
紫堂さんの言葉は素敵で、擬声語など特に個性的で楽しいものがあります。